『ソウルフル・ワールド』から学ぶ英語表現10選!【イディオム・スラング・単語】

Study

こんにちは!
ヒューストン在住大学生のはるかです。

先日、ピクサー最新作の映画『ソウルフル・ワールド』の原作『SOUL』を鑑賞しました。

英語字幕で映画を観たのは初めてだったのですが、さすがディズニー!

難しすぎない英語で、しっかり物語を理解することができました。

そこで今回は、『SOUL』に出てきた英語表現の中から、英語初心者のわたしが初めて学んだ10個の表現をご紹介します。

※シーンの説明があるため、結末以外のネタバレが含まれます。

はるメロン
はるメロン

ディズニーピクサーが送る感動作『ソウルフル・ワールド』から、生きた英語表現を学ぼう!

この記事は、こんな人におすすめ!
  • すでに「ソウルフル・ワールド」を鑑賞した
  • まだ「ソウルフル・ワールド」を観ていないが、結末以外の内容が気になる
  • ディズニー映画から、生きた英語表現を学びたい

『ソウルフル・ワールド』のあらすじ

22番

ミドルスクールで非常勤講師としてはたらく主人公・ガードナーには、「ジャズバンドのピアニストとして生きていく」という夢があった。

その夢がやっと叶いそうになった矢先、マンホールに落ちて「あの世行きのレール」に行ってしまう。

自分の死が受け入れられないガードナーは、レールから外れて、人間になる前の魂が個性を見つける世界「ソウル」に迷い込む。

そこで、ニューソウルの一人・22番と出会う。

彼女は「地球での暮らしはつまらないに違いない」と、地球に行くために必要な最後のピース「輝き」探しを何百年も続けていた。

ガードナーと22番が、現実世界に行ったり、戻ってきたり…

様々な冒険を通して、生きる意味、そしてこの世界のすばらしさを見つける物語。

『ソウルフル・ワールド』から学ぶ英語表現

『ソウルフル・ワールド』のキーポイントとなるニューヨークの街並み

Way to go!

”Way to go!”
「やるじゃん!」

ガードナーが指導するミドルスクールのバンドチーム。

生徒たちはみなやる気がなく、演奏もそろいません。

そんな中、ガーデナーが生徒の一人コニーにトロンボーンのソロ演奏をうながすと、彼女は完璧にやりとげます。

そんな彼女に向かってほかの生徒たちがいう言葉が”Way to go!”です。

この言葉は、本来Good job!と同じように誰かをほめる際に使われますが、今回はコニーを冷やかすために使われていました。

「なんだよ一人だけかっこつけちゃって~」的な意味合いですね。

I would die a happy man.

I would die a happy man”
「もう死んでもいいくらい幸せ!」


ガードナーが、正式なバンドメンバーにお呼ばれして喜んでいるときに発した言葉です。

ジャスバンドの仕事に就くことは、彼の長年の夢でした。

そのため、「喜びを表す最上級の表現」として”I would die a happy man“が使われています。

”would”は、仮定の意味があるので、
「もし死んだとしても幸せ」→「もう死んでもいいくらい幸せ」
となります。

Great beyond

“Great beyond”
「素晴らしいあの世」

105歳のおばあちゃんが、あの世行きのレーンに乗りながらガードナーにいう言葉です。

”beyond”は、「~を越えて、~の向こうに」を意味する前置詞としてよく使われますが、名詞で「あの世」という意味もあるんですね。

あの世はある意味、現世のすべてを超越した世界なので、理にかなった表現です!

You are in for a treat.

“You are in for a treat”
「これから楽しいことが待っているよ」


「ソウル」に迷い込んでしまったガードナー。

彼がニューソウルたちとともに、個性を見つけるためのセミナーに向かう途中、リーダーのジェリーが言う言葉です。

ハロウィンに子どもたちが言う”Trick or treat“という言葉がありますね。

これは、直訳すると「いたずらかいいことか」。
ここから「お菓子をくれなきゃいたずらするぞ」になったんですね。

つまり、名詞の”Treat”には「いいこと(もの)、喜び」といった意味があります。

よって“You are in for a treat”の訳は
「これから楽しいことが待っているよ」
となります。

普段の会話でもよく使われる、ネイティブ御用達の表現です!

They’re gonna think you’re nuts.

“They’re gonna think you’re nuts”
「医者たちが君のことをバカになったと思ってしまうよ!」

「ソウル」で、迷い魂の手助けをしているソウル・ムーンウィンドに出会った2人。

どうしても現実世界に戻りたいガードナーは、ムーンウィンドのアドバイスに従って現実世界の自分の様子をイメージします。

すると、目の前に病室で寝ている自分と、セラピーの猫が見えてきました。

ムーンウィンドの制止を押しのけて現実世界に飛び込み、やっと自分の体に戻れたと感動したのもつかの間。

ガードナーの魂が猫に、そして自分の体には22番が入ってしまったことに気づきます。

22番が医者たちに事情を説明しようとしている時に、ガードナー(猫)が22に向かって言う一言です。

”nuts”は、アーモンドなどのナッツを表す”nut”の複数形ではなく、「くだらない、ばかげた」などを表す形容詞です。

病人がいきなり目を覚ましたと思ったら、いきなり「わたしはニューソウルで、この身体の本当の魂は猫に入っていて…」

こんな事を言い出したらそりゃ”nuts”と思われてしまうでしょうね(笑)

Claw

”I didn’t know I had claws, okay?”
「(猫になった)自分につめがあることに気づかなかったんだ。」

ニューヨークの人が多すぎる歩道で混乱する22番。

ガードナーは22を落ち着かせようとするも、つめで引っかいてしまい、22番が逃げ出してしまいます。

ガードナーが、道端でうずくまっていた22番を見つけて行った一言です。

「つめ」に関して、人間のものを表す場合には”nail”を用いますが、猫や鷲などのかぎ爪は”claw”と呼ぶんです!

知っていましたか?

What is that in my nose?

“What is that in my nose?”
「なんの匂い?」

上記の場面で、ガードナーが弱気になる22番を元気づけようと持ってきたピザに対して、22番が示した反応です。

「ソウル」の世界では味やにおいは感じられないので、22番にとっては初めての感覚だったのです。

「なんの匂い?」と言いたい時、英語経験値の低いわたしならWhat is this smell?“と表現する気がしますが、リアルな表現だとこう言うんですね。

とても学びになりました!

This kid is talking sense.

“This kid is talking sense”
「この子は理にかなったことを言っている。」

ガードナーの家に戻った2人のもとに、ガードナーの生徒・コニーが尋ねてきます。(”Way to go!”参照)

彼女は、ドアの中にいるガードナーに向けて「バンドなんて時間の無駄だから、辞めたい」と言います。

まだこの世に生きることに対して嫌悪感満載の22番は、彼女の発言に共感してこう言いました。

“sense”には、「意味、合理性」といった意味があるので、上の文を直訳すると、

「この子は意味を話している」→「この子は理にかなったことを言っている」となります。

わたしが普段の生活でアメリカ人と話している時、”Does that make sense?”「私の言ったこと理解できる?」とよく聞かれますが、同じような用法ですね。

Take it easy.

“Take it easy, eh?”
「気をつけろよ!」

初めて地下鉄に乗った22番は、ふらついて車内で立っていた男性にぶつかってしまいます。

そこでその男性が言ったのが、”Take it easy!”です。

“Take it easy”は、「気楽に行こう」「落ち着いて」などで使われることが多いですが、こういった使い方もあるんですね。

このフレーズを、他人への注意として用いる時は柔らかめの表現として使われるらしいです。

しかしこのシーンの男性は、かなり強い口調で”Take it easy!”と言っていました。

「ふらふらするな」→「落ち着いて」という意味にもとれますね。

I spotted her.

“I came back here, and that’s when I spotted her.”
「わたしがここに戻ってきたその時、彼女(22
)を見つけたんだ。」

一度リアルの世界で冒険し、生きるすばらしさを体感することで「輝き」を見つけ、現実世界への切符を手にした22番。

しかし、ソウルに戻ってくると、ふとしたことでその切符を捨ててしまいます。

切符を手に、晴れて現実世界に戻ったガードナーは、自分の「輝き」はジャズではなく、日々の生活にあったことに気づきます。

切符を22番に返すためにまた「ソウル」に戻ってきたガードナー。

彼が「22はどこか」と聞いた際に、ムーンウィンドが言ったのがこのセリフです。

22番は、自己嫌悪におちいり、迷子のソウルとなっていました。

22番はその後どうなったのか、そしてガーデナーの選択は?

結末は、ぜひ本編を観てたしかめてみてください。

“spot”は、名詞で「点」や「(特定の)場所」などを表す際によく使われます。
動詞だと「〜に気づく」や「見つける」という意味で使われるんですね!

まとめ

いかがでしたか?
今回は、『ソウルフル・ワールド』から学ぶ英語表現10選をご紹介しました。

『ソウルフル・ワールド』から学ぶ英語表現10選
  • Way to go!「やるじゃん!」
  • I would die a happy man.「もう死んでもいいくらい幸せ!」
  • Great beyond「素晴らしいあの世」
  • You are in for a treat.「これから楽しいことが待っているよ」
  • They’re gonna think you’re nuts「医者たちが君のことをバカになったと思ってしまうよ!」
  • ‘I didn’t know I had claws, okay?「(猫になった)自分につめがあることに気づかなかったんだ。」
  • What is that in my nose?「なんの匂い?」
  • This kid is talking sense「この子は理にかなったことを言っている。」
  • Take it easy, eh?「気をつけろよ!」
  • I came back here, and that’s when I spotted her.「わたしがここに戻ってきたその時、彼女(22番)を見つけたんだ。」

何か一つでも、あなたの新しい学びになったら幸いです。

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